ダンシングお嬢様
公式ツイッターで軽快なダンスを見せてくれたタンタン。ひとしきり踊ったらスッと眠ってしまったようですが、あのまま熟睡したのでしょうか。「はい、満足したのか熟睡でした」と答えてくれたのは、飼育員の梅元良次さん。夜はぐっすり眠っているというお嬢様。良い気分のまま、お休みできたようでよかったです。
以前、夜の方が竹を食べているとうかがいましたが、いまでもそうなのでしょうか。「夜の方がよく動くし、食べています」と、梅元さん。たまに公式ツイッターに登場する「#深夜パンダ館」にも、モリモリと夜食を食べる姿が映っています。昼間に眠っているぶん、夜は竹をしっかりと食べてくれるとうれしいですね。
こだわりのお布団
いまもブームが続いているという竹の布団。食にこだわるお嬢様は、寝具にもうるさいようで、しっかりと竹を吟味する様子が見られます。
「よくモウソウチク(孟宗竹)を布団にしていますね」と梅元さん。なぜモウソウチク(孟宗竹)なのか、うかがうと「ほかの竹よりも葉っぱが小さめで密集しているので、クッション性が良いのかも」と、笑う梅元さん。そういえば竹をたくさん集めて、下に敷いているようです。
以前の記事でも、布団にするために大きすぎる竹を運ぼうとして、ツッコまれていましたね。竹は食べるだけではなく、クッション性も重視なのですね、お嬢様。
これは『本来は出産期に見られる巣作りの行動』と、以前うかがったのですが、出産期ではないパンダが、竹を布団にすることはあるのでしょうか。「竹を他の場所に運び、食べてそのまま寝てしまっているのは見た事ありますね」と、梅元さん。中国へ研修に行っているときに見たのだそうですが、眠気に勝てなかったパンダ……なんともかわいらしい光景ですよね。
さらに「寝るためにわざわざ竹を敷くというのは、見た事がないです」とも教えてくれました。夜はいろいろと寝る場所を変えているというタンタン。最終的にやわらかい布団にいきついたのでしょうか。布団に関しても竹選びの匠と化すお嬢様、さすがです。