プレゼントされたタイヤで遊ぶスリランカゾウのナマリー=山口県周南市で2022年11月14日午前11時52分、脇山隆俊撮影
スリランカゾウをはじめとする動物たちの遊び道具として使ってもらおうと、ブリヂストンとグループ会社の2社の防府工場(山口県防府市)が14日、同県周南市の徳山動物園にタイヤ18本を寄贈した。
ブリヂストン防府工場は2015年にも2頭のゾウにトラック・バス用タイヤを贈ったが、成長した体に合わなくなったという。そこで今回、一回り大きい重さ140キロの鉱山・建設車両用タイヤを用意し、併せてレッサーパンダやチンパンジーなどにも乗用車用タイヤをプレゼントすることにした。
寄贈式で鈴木崇・同工場長は「これからも地域と会社の良い関係を築いていきたい」とあいさつ。このあと飼育員が雌のゾウのナマリー(16歳)にタイヤを与えると、鼻で軽々と持ち上げたり、おなかで体重をかけて潰したりと夢中になって遊んでいた。【脇山隆俊】