※本記事は、2022年5月29日に掲載した記事の再掲です ねこには、やってはいけないことがある。
【全画像をみる】あなたは大丈夫? 専門家が明かす、ねこにやってはいけない13のこと
世間一般に信じられている説に反して、糸や牛乳をねこに与えてはいけない。 大きな音を使ってねこを叱っても、ねこはあなたを怖がるようになるだけかもしれない。 ねこを飼っている人なら、ねこにはそれぞれ個性があると知っているだろう。
ただ、ねこを飼うなら知っておくべき"一定のガイドライン"というものも存在する。 Insiderではねこの飼い主がやりがちな間違いについて獣医師や専門家に話を聞いた。 愛猫のためにならないことをやっていないか、チェックしておこう。
ねこにしつこく迫ってはダメ
獣医師のウェンディ・ハウザー(Wendy Hauser)氏は、ねこにその気がない時にしつこく遊ぼうと迫ったり、抱っこしようとしてはいけないとInsiderに語った。
「飼い主はねこにしつこく迫ってはいけません。ねこも人間に注目されるのは好きですが、犬ほどではありませんし、そういう気分の時もあれば、そうでない時もあります。飼い主は愛猫の基本的欲求を尊重し、本人の意思に反して抱っこをするなど、無理に迫ってはいけません」
ねこにとって安全かどうか確認する前に、家に植物を持ち込まない
「ねこにとって有害でないことを確認する前に、自宅に植物や花を持ち込むべきではありません。例えば、花屋でよく見かけるユリはねこにとって非常に有害で、どこか一部でも食べてしまうと腎機能障害を起こしたり、死んでしまうこともあります」と獣医師で作家のルース・マクピート(Ruth MacPete)氏はInsiderに語った。
ユリはねこにとってものすごく有害なので、ユリが入っている花瓶の水を少し飲んだだけでも、腎障害を引き起こしかねない。 ねこにとって有害な植物について、詳しくはAnimal Poison Control Centerのサイトなどをチェックしてほしい。
糸やひもで遊ばせてはいけない
PurringPal の動物栄養士で、元動物看護士のジェイミー・アルシング(Jaimee Alsing)氏は、ねこのおもちゃとして、糸は安全ではないとInsiderに語った。
「糸やひもを飲み込んでしまうと、線状異物による腸閉塞などを引き起こすことがあります。腸内に糸が停滞したり、絡まったりするんです。腸の一部が壊死してしまうと、手術で取り除かなければならなくなります」とアルシング氏は話している。
愛猫に楽しんでもらうには、ねこの安全が保証されているおもちゃを選ぶ方がいい。手元にあるおもちゃがねこにとって安全かどうか分からない場合は、獣医師に相談しよう。