【ビフォー写真】出会ったときは、ワイルドキャットだったのが…(提供:(TANItter)さん)
「出会ったときはわりとワイルドキャットだった。大人になってもまんまる◎」というコメントとともに投稿された写真が話題になりました。ツイートにつけられたハッシュタグは「#保護猫ビフォーアフター展」です。顔つきが全く違う2枚の写真に「気持ちがほっこりしました」とコメントが殺到しました。
【アフター写真】すっかり、まんまるになった猫さん…視線の先はおやつw
写真をツイートしたのは、「(TANItter)(@tnm201x)」さん(以下、飼い主さん)。写っているのは「たび」ちゃん、推定3歳の女の子です。出会った頃の写真のたびちゃんは、鋭い目つきで、飼い主さんの手を見ています。全体的に汚れていて毛はボサボサ、白いはずの足先はグレーに。一方もう一枚の現在の写真には、ふわふわの真っ白なクリームパンのような前足を見せながら、キュルキュルの瞳で飼い主さんを見上げるたびちゃんが! 「全然違う!可愛いくなって~
主さんに出会えて良かったね」 「表情が違います 警戒心のないきゅるきゅるのお顔可愛い」 「なんて素敵なビフォーアフター」 「別にゃんこですね 幸せって顔してます」 「毛並みも綺麗になって大事にされてるのがわかります」 リプ欄を見ると、たびちゃんの変化に、幸せをお裾分けしてもらったような気持ちに。
購入予定の敷地で出会った猫さんを翌日保護、建てた家で一緒に暮らす
飼い主さんがたびちゃんと出会ったのは、購入しようとした土地でした。物陰から現れたたびちゃんは、初めはシャー!と威嚇していましたが、手にじゃれるくらい仲良くなったそう。
「当時はペット不可のアパートに住んでいたし、家に迎えられる状態ではなかったのですが、この土地が更地になったらこの子の居場所がなくなってしまうし、交通量の多い道路と、線路に挟まれた場所だったので事故も心配…」と、親戚などに飼ってもらえないか相談しましたが良い返事をもらえませんでした。
頭からたびちゃんのことが離れなかった飼い主さんは、次の日の仕事帰りにもう一度見に行きました。するとボロボロのプレハブ小屋の土嚢袋の上から「ニャー」とお返事してくれたそう。
「もうこれは連れて帰るしかないな!と覚悟を決めて、近づいてきたところを逃げられないように捕獲し、その足で病院からのホームセンターで猫用品一式を揃え、連れて帰りました。今はたびに出会った土地に家を建てて、そこで暮らしています」と話す飼い主さんにお話を聞きました。
──出会ったときは、どんなふうにワイルドだったのですか?
初めて出会ったときはシャーと威嚇されましたし、身体も汚れていて毛もボサボサでした。手を出すとカプッと噛みついてきて、お家に迎えてからはどうやったら噛み癖がなおるのかと結構悩みました。また、エサ入れやトイレをひっくり返したり、明け方に騒いだりすることもあって、ワイルドだなぁと感じていました。