■とにかく「巨大なものが好き」、ドラマティックな機体・サイコガンダムへの思い
――ガンプラを使ったオモ写「ホンコン・シティ」がSNSでバズリました。反響をどのように受け止めていらっしゃいますか? 【いっとぅん】まさかこんなに反響をいただけるとは思っていませんでした。自分は流行に関係なく、ただ好きなものを好きなように遊んでいるだけですので、正直驚いています(笑)。皆さん、写真を細かいところまでよく見ていて、いただいたリプライにはどれも感激しています。
――タイトルからも『機動戦士Zガンダム』のワンシーンと想像できるのですが、そもそもなぜ本作を制作しようと思ったのですか?
【いっとぅん】たまたま再販されているサイコガンダムが手に入ったから…、というのが正直なところです(笑)。元々量産機が好きで、あまりワンオフ機やガンダムタイプのプラモデルは作らなかったので、いい刺激になりとても楽しかったです。一応「ホンコン・シティ」というタイトルを付けていますが、見た人がそのシチュエーションを好きに解釈していただけたらと思っています。
――ご自身は、サイコガンダムには何か特別な思い入れが?
【いっとぅん】巨大なものがとにかく好きで、40メートルクラスのモビルアーマー(MA)というだけでもドストライクです。アニメでも悲劇的な描かれ方をしていますし、ドラマティックな機体であることも好きな理由のひとつですね。
――確かに、巨大感、威圧感がすごいですね。
【いっとぅん】サイコガンダムの大きさをいかに感じてもらえるかを意識して撮影しました。足下に車や信号機を配置して、サイズ感を身近に感じてもらえるようなシチュエーションを演出できたかと思います。
――手前のガンダムMk-II、後ろのリック・ディアスもいい味出しています。
【いっとぅん】ありがとうございます。実は、元々ぼかす予定だったガンダムMk-IIとリック・ディアスもしっかりウェザリングしています。ここはこだわったところですね。
――ちなみに、風景の小道具などはどうやって調達しているのですか?
【いっとぅん】キットを含め、調達は殆どが地元(羽生市)のイオンモールのホビーゾーンさんで購入していますね。プラモ作りに本腰を入れ始めたのが最近なのですが、店員さんもプラモが大好きな方が多く、必要な道具類の取り寄せなんかもしていただいています。ありがたいことに私のガンプラ作品も店頭に展示していただいたり。それもモチベーションのひとつになっています。