モデルの松島花さんの愛猫をご紹介。スイートな猫メンズ3匹が愛(いと)しくてしょうがない。暮らせば暮らすほどよさを発見する、なくてはならない存在だという。
愛猫ごろりんはおなかに傷を負ってさまよっていたところを東京都動物愛護相談センターに収容された猫。そこから保護主が引き出して治療をし、里親を募集していたのだそう
引き取ったばかりのころ。ごろりんを慕うゴメズとフェスターの黒猫2匹という構図もおもしろい
とにかくごろりんのことが大好きなゴメズ。体調をくずしたときは心配のあまり、ずっとそばにいた
保護主さんのお宅で出会った心優しい猫たちとの日々
幼いころから猫とともに暮らしていた松島花さん。多頭飼いの幸せな関係について語ってくれた。
「保護主さんから引き取ったごろりん、ゴメズ、フェスターの3匹と一緒に暮らしています。ごろりんは動物愛護センターにいたころからみんなにごろごろとのどを鳴らし、甘えん坊だったことから職員さんたちにごろりんと呼ばれていたとのことで、そのまま名前にしました。私が仕事で留守にするときも、寂しくないように2匹で飼おうと思っていたので、保護主さんにごろりんと仲のよい子をたずねると黒猫兄弟のゴメズとフェスターを紹介されました。兄弟を引き離すのはかわいそうだと思い、思いきって3匹を迎え入れました」 ’18年に来た3匹の猫たちは、とてもバランスのいい関係性。
「1年半前にごろりんは肝性脳症を患ってしまい、今は視力をほとんど失っています。でも、ゴメズはごろりんのことが大好きすぎて、ずっとあとをついて、ケアしています。親だと思っているのかも。フェスターは頭のよい子ですが怖がり。ゴメズのあとについていくタイプ。この3匹を迎えて本当によかったです」 松島さんは各地域のボランティアのかたがたと連絡をとりながら全国の保健所や動物愛護センターで殺処分間近な猫や犬たちの情報をSNSで拡散する活動を継続中。
「猫や犬、動物たちに起きているさまざまな現状をひとりでも多くのかたに知ってもらい、保護猫・犬を迎えてくれることがあたりまえの世の中になってほしいですね。そして責任をもって最後まで飼ってほしいと思っています」