トルコのカフェで猫をなでる子供と、気持ちよさそうにそれを受け入れる猫の姿が、ツイッター上で大きな話題となっています。
【写真3枚】猫と子供の「優しい空間」にほっこり
投稿したのは、「アジアねこ散歩ch」というYouTubeチャンネルを運営している@nekosanpochさん。 当ツイートは、2023年3月23日時点で3.8万件を超えるいいねを集めており、「ハイあたりの席です」「なんて素敵な光景」「可愛いが可愛いを撫でてる」「子供も猫もマナーを守っているような」など、優しい光景に癒されたという声が続出しています。
※ツイート写真は【写真3枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております
「トルコ」で見られた子供と猫の心温まる交流
「ネコは優しく撫でること、大きな音を立てないこと、小さな子供でも英才教育済み。猫を守る都イスタンブール市民のたしなみです。猫カフェではない普通のカフェ、予約済みのテーブル上にて」というコメントとともに投稿されたのは、子供が猫をなでている姿を映した9秒の動画でした。
「Reserve(予約)」とあるテーブルの上に香箱座りした猫が、子供になでられ、気持ちよさそうに目を細めています。 子供のなで方が実に柔らかく、ふわりと優しく触れているところに猫への慣れとリスペクトを感じます。なでられている猫も、それを感じて大人しくしているのかも。かわいいが渋滞する癒し空間と化しています。
動画が撮影されたトルコの大都市イスタンブールは「猫の都」として知られており、街中にたくさんの猫がいることで有名です。動物保護に関する法整備が進んでいて、保護猫活動にとても力を入れています。
トルコ人がこれほど猫を大切にする理由については、しばしば「イスラムと猫」の関係性を根拠に説明されます。 トルコ国民のほとんどはイスラム教徒。イスラム教の預言者ムハンマドが猫を愛していたことから、イスラム教徒は猫を大切にするといいます。
しかし、トルコは他のイスラム教圏の国と比べて特に保護猫活動が活発で、猫だけでなく犬も同様に保護しています。小さな子供まで猫を慈しむ市民性の根っこには、宗教だけでは語れない何かがあるのかもしれません。